BSCフレームワークの確認
●戦略策定がすべて終了しました。
・完成まで、長い道のりでした。
・現状の把握そして分析を行いながら、何をすべきかも考え戦略目標の候補を出していきました。
・ステークホルダーから戦略を打つターゲットとしてのセグメント顧客を選出ししました。
・部門のビジョンを設定し、そのビジョンを達成するための財務の視点の戦略目標を設定しました。
・セグメント顧客ごとに、ニーズを掴み、価値提案を考えた戦術を作り上げました。そして、顧客が満足した時にどの様な変化が起こるか、その兆しを掴むための戦略目標も考えました。これは、顧客の視点の戦略目標です。
・顧客価値提案を実現する為に行う活動を設定しましたが、この活動が計画したシナリオどおりに出来る組織又はグループが戦略を実行出来る組織であることを理解しました。ここで設定した戦略目標が戦略マップで最も重要な業務プロセスの視点の戦略目標です。
・最後に、計画した活動を実行するための、人、組織、情報の準備がOKか否かのチェックを行い、不十分なものについてOKとする為の人材と変革の視点の戦略目標を設定し実行することにしました。
・こうして四つの視点で戦略マップを作成した後に、最後設定したセグメント顧客ごとに、戦略シナリオを確認しました。
・戦略は、その実行結果を測って評価しなければなりません。そこで、各戦略目標にKPIを設定しました。結果KPIだけではなく、必要な所には活動KPIも設定しました。
・測りにくい所も何とか考え、進捗KPIも取り入れて評価が出来る様にしました。
・目標値についてもその値が妥当であるかを考慮しながらKPI毎に設定し、月次の目標に落とし込んでいきました。
これらを思い出しながら、BSCのフレームワークをプリントアウトしてみましょう。
次からは、いよいよ戦略を実行し評価をしていく事になります。
戦略を作ったところでほっとしてはいけません。
大切なのはこれからです。
思い通りに戦略が実行できなければ折角作った戦略マップも無駄になります。
戦略実行に取り組みましょう。