SWOT分析


あなたの組織の現状分析を行う方法としては、SWOT分析をした後に、その結果でクロス分析を行うのが最もよく使われる分析方法です。

 

ある大手経営コンサルタントの方にお話をお聞きした時に、いろいろな分析を行った最後にSWOT・クロス分析を行いその結果をまとめ、戦略策定に使うと説明されていました。

 

SWOTは、内部環境の強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)外部環境のチャンス(Opportunities)、脅威(Threats)の略です。内部環境とは、あなたの組織の力で何とか強みに変えることが出来るもの。

 

 ・営業力(営業拠点、チャネル、主要顧客層、パートナー等)
 ・商品開発力     ・研究開発力    ・生産能力
 ・品質管理力     ・販売促進/マーケティング
 ・広告宣伝       ・アフターサービス ・マネージメント
 ・オペレーション    ・財務         ・IT
 ・人材/スキル    ・組織風土
等について、強みの優れて伸ばしたい点、弱みの問題、課題で克服すべき点を考えて見ます。

 

次に、外部環境ですが、これはいわゆるフォローの風、アゲンストの風といわれるもので、あなた方の力では、如何ともし難いものです。

 

 ・世界経済      ・国内経済環境   ・為替
 ・環境規制      ・競合動向      ・ユーザー動向
 ・社会環境      ・新規参入      ・顧客構造
 ・高齢化        ・犯罪         ・政治
 ・法規制        ・ニーズの変化    ・代替品の出現
 ・科学技術      ・消費者意識     ・サプライヤー
 ・チャネル
等について、あなたの組織にとってのチャンス、脅威を考えて見ます。これらの現象はその捉え方及び取り組み方によってチャンスになったり脅威になったりします。

 

SWOTは、個人で行う場合と、グループで行う場合と2通りあります。

 

真に現状を見極め分析したい場合は、個人で「マイストラ」を使って行います。

 

グループで行う場合は、もう一つの意味があります。

 

グループワークの行い方は、模造紙と付箋を使って行います。付箋で、それぞれ自分が考える、SWOTを付箋に記述します。

1件に付き1枚の付箋で書きます。次に、個人ごと順々に発表します。
同じ考えのものはまとめ、全体のSWOTを作り上げます。

このとき、注意する事は、自由な発想で話し合い、まとめることです。

一人の意見が常にまかり通るような話し合いにはしないように心掛けます。

 

普段、この様な戦略について話し合った事のない仲間がお互いの思いを述べることで、意外な事や新しい発見が必ず見られます。そして、気づきが起こるのです。

 

このグループワークの、真の目的は成果物よりも、意見を発表し話し合うことにより、
 1、ベクトルが合ってくること
 2、みんなが参画意識を持つこと
 3、戦略について理解すること
 4、責任感を持つこと
そして、気付きを起こさせることです。

 

このワークショップは、SWOTだけで終わることは無く、この後戦略マップ作成へと続きます。
ワークショップを行う人数は、4名〜10名位で行います。2つのグループで同じワークショップを行い、発表し合うのもいい方法です。

 

このときに必要なことは、責任を持って実施するため、役割を決めます。
 1) リーダー ワークショップのまとめ役
 2) 発表者 成果物の発表者
 3) 記録係り (「マイストラ」への入力係り)
 4) タイムキーパー (時間配分調整者)

 

この様なワークショップは、定期的に行うのではなく、グループの掌握のためにその必要を感じた時に実施するのがいい方法です。例えば、新しいメンバーが増えた時とか、市場環境が急速に変化したときです。

 

ワークショップは、発言力が強い人が引っ張っていくやり方は良くないので、実施時あなたはオブザーバーとして参加し、次のリーダー候補者をその任にあてます。それによって、同時にその人のリーダーとしての育成にもなります。

 

いろいろ工夫をして、何が目的かを考え実行してください。

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