報告用資料を決定する


戦略管理の運用ルールが確定すれば、次にそこで使われる、報告資料の様式を確定します。

 

戦略の実行状況の説明は、戦略マップで行います。

 

期の初めに、各部門が戦略マップにてどの様に戦略を実行するか、そのシナリオを発表します。

 

これにより、他部門の責任者も戦略シナリオを理解することが出来ます。

 

そして、戦略実行しその実績値を入力することにより、計画通り推進している戦略目標は緑色、著しく計画を下回っているのは赤色、中間は黄色で表示されています。

 

戦略マップの色を見ることで戦略実行結果は一目瞭然です。各部門の月次発表の仕方にも、メリハリをつけましょう。

 

・全てが緑の戦略マップは、「計画通りです。」で発表を終わります。・黄色、赤の戦略目標がある戦略マップは、業務プロセスと人材と変革の視点では、実行不足です。何故実行できなかったかを説明し、どのような対策を打つのかを補足資料を作成し説明します。

 

・財務と顧客の視点では、シナリオ通りに行かなかった、思惑外れです。いずれもその原因を調べ、対策を打ちます。

 

・最も大切なことは次へのアクションを計画し、実行することです。

 

戦略マップで説明することにより、他の部門の戦略も理解し安く、何をしようとしているかが分かります。
毎月、進捗状況を同じ戦略マップを使って説明することは、全体の戦略を把握し、その方向を知ることが出来、相乗的な効果が見込めます。

●戦略マップが全社の戦略の共通言語となるのです。

 

バランス・スコアカードが広まりだした初期に、関西のある酒造会社で導入し、実践していました。
今までは、月次の各部門の発表はそれぞれ思い思いの資料で報告しており、なかなか理解できなかったそうですが、BSCを導入してからは、各部門からの発表が統一され、理解しやすくなり、
これがBSC採用の最大のメリットであったとお聞きしました。

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