部分最適と全体最適


間接部門で戦略を策定し、戦略マップを作った時に陥りがちな過ちは、前述したセグメント顧客即ち内部顧客を見ていないということです。

 

戦略を作成する時に、効率化および改良改善にのみ集中し、自部門本位の戦略に成ってしまっているのです。

 

効率化および改良改善は非常に重要なことで必ず検討すべき事です。

 

しかし、設定された戦略目標が間接部門の前を必死に走っている内部顧客にとって見れば、時には迷惑な戦略目標に成っている事があります。

 

即ち部分最適な取り組みとなり、企業全体ではマイナスとなるのです。

 

間接部門で戦略マップを作る時は、必ず行うべき事は、セグメント顧客即ち内部顧客にどの様な価値提案が出来るかを考え、それを戦略目標として設定する事です。

 

それにより部門間の相乗効果が表れ、全体最適となっていくのです。

 

間接部門の戦略マップの財務の視点は、内部顧客の財務の視点の戦略目標を共有します。

 

内部顧客の成果が上がっていない時には、どの様な価値提案を行えば効果があるかを考え戦略目標として設定し、実行します。

 

常に、内部顧客の財務の視点の成果をモニターして共に達成に向けて協力する事が、全体最適に向けて必要な取り組みです。

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